尾白川渓谷から尾白の湯→湯~とぴあへ@山梨県

渓谷でマイナスイオンをす~は~

お盆前に東京から遥々と山梨県の尾白川渓谷に行ってきました
この近辺は名水100選に選ばれるほど水がきれいな場所です


山道の入り口で奥様が何か書いています


なんと登山計画書でした

「沢で遊ぶだけなんだけどな」
「以前に事故があったらしい」

メモトレッキングでなく沢に入るだけでも記入の必要があります


安全祈願のために甲斐駒ヶ岳神社にお参りします


甲斐駒ヶ岳神社の横道を通って渓谷の中に入っていきます


尾白川渓谷の入り口には絵になる吊り橋がありました

「定員は5人まで」


細い吊り橋は揺れるので慎重に歩きます


森林と清水に囲まれた尾白川渓谷は絶好の遊び場ですね
家族連れやカップルが岩場でまったりと過ごしています


泳ぐには水位が足りないけど沢で遊ぶにはちょうどいいな
蒸し暑い1日でしたがここだけは清々しく別世界のようです


こういう場所に来るのはかなり久しぶりの事でした
空気は澄んでるしマイナスイオンだらけの環境です

「魚は見えなかったけど」


細々とした小石には石英(水晶)が多くて水は超キレイな感じです
でも上流に人が多くて犬を連れてる人もいたから水は飲めないな

メモ近隣の人には良い犬の散歩道かも

尾白の湯


尾白川渓谷の近くに尾白の湯という温泉があったので行ってみます
ここの源泉は稀にみる量のストロンチウムを含有しているそうです

「ストロンチウム?」


尾白の湯の源泉は温泉成分が非常に濃いので川の水を1割加水しています
なんとなく危険なイメージが強いストロンチウムについて調べてみました

安定同位体としてのストロンチウム

ストロンチウムで思い出すのは福島第一原子力発電事故です
当時はテレビでもセシウムやストロンチウムが話題になりました
原発の燃料ウラン235が核分裂をして産生される放射性物質です

メモ炉心が溶解し水素爆発が発生して大量の放射性物質が外部に放出された


しかしストロンチウムは古来から自然に存在している物質でした
天然のストロンチウム(84、86、87、88)は放射性ではありません
尾白の湯の源泉も安全な安定同位体であるストロンチウムです

メモ(公益財団法人 環境科学技術研究所を参照)


ストロンチウムは科学的な性質がカルシウムに似ています
体内に入ると骨の中に入ってカルシウムに置き換わります

「そうすると何かいい事あるの?」
「単純に言えば骨が強くなるのだ」

人間は加齢によるホルモンのバランスの変化などで骨密度が減ってきます
いわゆる『骨粗鬆症』は骨からカルシウムが抜けてスカスカの状態になる
当然ですが骨がもろくなり軽く転んだだけで骨折の心配が出てきます
どんなにカルシウムを食事やサプリで補っても体が吸収しないと無駄です


安定同位体のストロンチウムは放射能を持たない天然成分で害はありません
カルシウムに代わって骨の中に蓄積することが科学的に知られています
骨芽細胞と破骨細胞のバランスが崩れてしまって発症するのが骨粗鬆症
自分の骨を強化したい人は尾白の湯にどんどん入った方がいいかもです

メモ骨が生まれ変わる仕組みを参照

グラディエーター(剣闘士)の骨はかく語りき

実は古代ローマの剣闘士もストロンチウムを効果的に使っていたようです
トルコのアルテミス神殿とエフェソスという町の測量調査が行われました
この場所に墓地が発見され2世紀から3世紀の68体の剣闘士の骨が発掘された

2014年に発表された分析結果から非常に興味深い事実がわかってきました
彼らの骨からはカルシウムの2倍の量のストロンチウムが検出されたらしい

メモLive Scienceの記事を参照 *機械翻訳ページ


古代ローマの剣闘士は肉食ではなく主に大麦や豆類を食べていました
命がけで戦うグラディエーターには骨折なんて日常茶飯事だっただろう
彼らは植物の灰などに水と酢を混ぜたスペシャルドリンクを飲んでいました
この飲み物から大量のストロンチウムを日常的に摂取していたようです

「骨を強化するための古代人の知恵かな」

*塩や温泉水に含まれるストロンチウムは天然に存在する安定同位体です
*問題になるのは原子炉で核分裂により産出される放射性のストロンチウム
*どちらもカルシウムと性質が似ていて骨の中に入って蓄積していきます
*天然のストロンチウムは骨形成に役立ち骨粗鬆症などに効果的です
*放射性ストロンチウムは半減期も長く(28.8年)体内で放射線を出し続けます

湯~とぴあに向かう

増冨ラジウムラインの近くまで来たので旅館に電話してみました
しかし今は絶好の行楽シーズンなので日帰り入浴は無理でした


津金楼はホームページに日帰り入浴ができると書いてあります
日帰り客を受け入れていないなら修正しないとダメじゃん(参照


せっかくなのでラドン温泉の『湯~とぴあ』に行ってみました(参照
ここは自噴温泉でもありラドン発生装置を備えたラドン温泉でもあります


入り口で猫がお出迎え


手足の先が白いのでソックスと呼ばれていました

「きゃ~かわいい~」


手塚治虫の漫画に出てきそうなラドン発生装置も健在でした


子供のころウルトラQとか怪獣映画で絶対に見たような機械です
ここで作られたラドンガスがラドン吸入室に送り込まれています

*ラドンについて*
ラジウムが崩壊してできるラドン-222の半減期は約3,8日という短寿命です
ラドンガスは体内で化合物を作らず2~3時間ですみやかに体外に排出される
体内ではα線を出し細胞に強力な電離作用を起こしがん抑制遺伝子を刺激する

*ラドンは残留せず蓄積せず自分の持つ免疫系細胞をたたき起こして出ていく*


暇そうだな~と思っていたらアジア系の団体客が押し寄せてきました
湯~とぴあは宿泊施設でもあるので泊りがけで来るのもいいかもです


「ここでラドンガスをす~は~して東京に戻ります」

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